若者たちの耳があぶない?!イヤホン(ヘッドホン)難聴とは
こんにちは。
尼崎・芦屋・姫路・橿原の認定補聴器専門店、阪神補聴器センターです。
スマホの発展とコードレスイヤホンの普及に伴い、音楽やゲーム、スポーツを楽しむためにイヤホンを使う機会が多くなっています。
周囲に音が漏れるような大音量で聴く人は、耳に悪影響がありそうだと容易に想像できますが、
大きな音でなくてもヘッドホンやイヤホンのように密閉された状態で長時間のイヤホン装着が原因で聴力が低下してしまうことを「イヤホン難聴」と言います。
イヤホン難聴では高い声や電子音など高周波の音が聞こえにくくなる為、症状を自覚しにくいです。
本来、高周波の音が聞こえなくなるのは、60代から起こり始める「加齢性難聴」でよく見られる傾向ですが、
ヘッドホンやイヤホンの影響で若者にも関係してきているため、高い声や電子音などが聴きにくくなってきたら、難聴が始まっている可能性があり注意が必要です。
また、カフェインの過剰摂取、有機溶剤を使用した毛染めの使用歴、喫煙、アレルギー体質、低血圧などの背景があると、イヤホン難聴になるリスクは高くなるそうです。
カフェインを過剰摂取すると、神経の興奮を引き起こし、正常な細胞や遺伝子を攻撃する活性酸素が蓄積され、ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴いてダメージを受けた内耳の細胞の修復が遅くなり、結果的に聴力の回復が遅れることが原因のようです。
聴力が落ちると回復させるのは難しいですが、イヤホン難聴の予防は十分可能です。
だれでも行うことができる対策として、音量を小さくする、長時間装着をしない、ことが大切です。
イヤホンで音楽やゲーム、動画を楽しんでいる人は周りの音をかき消そうと音量を上げてしまう傾向があります。
ボリュームを小さめにして周囲の音がうっすらと聞こえる程度を一つの目安にイヤホンを使用するように意識することが、難聴への大きな対策となります。
イヤホンの長時間使用は、音量は関係なく難聴を引き起こす可能性がある為、イヤホンを使用する場合は、1日1時間以内にするなど長時間の連続使用は避けることが大切です。
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